たみ丸手作リスト:今日作るものは とても悲しい物です↓

 

今日作るものは とても悲しい物です↓

今日作るものは とても悲しい物です↓

母から頼まれて

通気性がよくって、少し硬めで、それで外側は柔らかくってという素材を選んで

生地を切っていると、自然と涙が

パーキンソン病の父が入院して2年4ヶ月...

その間 高齢の母は時に毎日、そうでなくっても一日おきには病院に通い

看護婦さんも大変だからと、おむつ交換 痰の吸引 体位交換 他 

やせ細っていながらも 頭の下がるほど、世話をしてくれています。

現在、父は、足は曲がって固まってしまい、飲み込みが出来ない為

胃ろうにより、栄養をとっていましたが

それでも、逆流をするようになり 点滴と併用にして栄養補給してもらうようになりました。

先日 そんな父が点滴も胃ろうチューブも抜いてしまったらしいのです。

8月頃に、母を食事に誘った時に、気丈な母が辛そうな顔で言いました。

「おじいさんがな...今まで言うたことないのに

(今まで、世話になったなあ〜有難う)や言うんじょ」って...

 思わず私も、泣き出しそうになりました。

婦長さんが来て、「ほんなこと言うたらあかん!しっかりして病気治さなあかんでえ!」

って言うてくれたんじょ。

というのを聞いてまた 涙がこみ上げてきました。

人っていうものは、死期が近づいてくると優しいことを言うようになる、ということをよく

聞いたことがあるからです。

看護婦さんのお世話はもちろんですが

父が今まで生きていられるのは、母の献身的な看病のおかげだと

感謝する一方で、やつれた母を見るに付け、申し訳なくって、かわいそうで... 

そんな母に頼まれたのは、父がチューブを抜かないようにくくられる代わりに

手が自由に使えないようにする為の手袋なんです。

前にも作りましたが、

薄いと手先の器用な父には役に立たないらしいので、厚地で作ったので蒸れるらしいのです。

器用で頭がよくて、優しかった父の手を拘束するための手袋なんです

父を苦しめるだけの道具なんじゃないか...そんな気がします。父はもう、いらないよってチューブを抜いたんじゃないかって

そんな気さえします。

でも、私にはそんなことしかできなくって....


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~ Comment ~

Unknown

こんばんわ。
切ないお話でびっくりしました。いつかそういうときが身近な人に訪れるのはわかっていても、やはりいざとなるとどうしようもなくやり場のない気持ちになりますよね。長引くだけ本人がつらいのと、お父様が皆を早く解放してあげたいという思いやりとが判るだけに余計かなしい事だと思います。またそのための道具と思うとたみ丸さんの気持ちがひしひしと伝わってきます。でも作ってあげてくださいね。きっとたみ丸さんのその気持ちがお父様にも伝わると信じています。

私のほうなんて馬鹿なことばかりやっててお恥ずかしいですんで、ご覧にならないでおいてくださいませねー。

それでは!
元気出してくださいね!
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